現実的な最大ポイント倍率は?楽天市場のポイントアップをうまく使う方法

楽天市場のポイントバッグは44倍くらいまであるが・・・

過去に開催された楽天市場のポイントアップキャンペーンでは44倍というものがありました。

内訳は、

  1. 購入金額で最大+9%
  2. ショップ個別で最大+19%
  3. SPUで最大+15%

で合計44倍です。

お気づきかもしれませんが、「ユーザーが操作できる倍率は最大+24倍 = 25%還元まで」で、残りの19%はポイントアップショップを使うしかありません。

ポイントアップショップが絶対に買いたい商品を売っていることはないですし、ポイントアップ分だけ商品価格が高いかもしれません。

その意味では「楽天市場のポイント還元は最大で25%」と覚えておくと良いでしょう。

ベースは+9倍で考えよう

楽天市場で一番簡単にポイントアップをする方法は、キャンペーン時に買い周りをすることです。ここが一番選択肢が広く、ユーザー側で調整ができます。

買い周りのポイントアップは常に最大で+9倍なので、「うまく買って10%還元まで持っていく」というのを頭に入れておきましょう。

SPUは吟味して使おう

楽天のサービスを使うほどポイント倍率が上がるのが「楽天スーパーポイントアップ(SPU)」ですが、こちらは最大で15倍(+15%)と大きいですが、全ての条件をクリアするのは難しい状況です。

SPUの詳細は下記のようになっています。

サービス 倍率 達成条件
基本還元率 1倍 楽天市場での基本ポイント還元
楽天カード +2倍 楽天カード(種類問わず)でお買い物
楽天プレミアムカード +2倍 プレミアムカード以上の楽天カードでお買い物
楽天銀行+楽天カード +1倍 楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし
楽天の保険 +1倍 「楽天の保険」の保険料を楽天カードで支払い
(ポイントアップ対象は支払い月の翌月の楽天市場のお買い物)
楽天市場アプリ +0.5倍 楽天市場アプリでのお買い物
楽天証券 +1倍 月1回500円以上のポイント投資
楽天モバイル +1倍 通話SIM利用
楽天モバイルキャリア決済 +0.5倍 合計2,000円(税込)以上利用
楽天ひかり +1倍 契約
Rakuten Fashion +0.5倍 Rakuten Fashionアプリで、
Rakuten Fashion商品を月1回以上お買い物
楽天ブックス +0.5倍 月1回1注文1,000円以上
楽天kobo +0.5倍 月1回1注文1,000円以上
楽天トラベル +1倍 対象サービス・対象期間で5,000円(税込)以上利用
楽天ビューティ +1倍 月1回3,000円以上利用
楽天Pasha +0.5倍 トクダネ対象商品を購入&レシート申請し、
合計300ポイント以上の獲得
楽天ウォレット +0.5倍 月に合計30,000円以上暗号資産現物を購入
(ポイント交換含む)

このうち、契約や月額料金が発生しないSPU条件は、

サービス 倍率 達成条件
楽天市場アプリ +0.5倍 楽天市場アプリでのお買い物
楽天Pasha +0.5倍 トクダネ対象商品を購入&レシート申請し、
合計300ポイント以上の獲得

の2つで合計1%分しかポイントアップしません。

費用が発生しないSPU条件で底上げしよう

ここから「契約は必要だけど、費用やリスクが発生しないSPU条件」で底上げをします。

サービス 倍率 達成条件
楽天カード +2倍 楽天カード(種類問わず)でお買い物
楽天銀行+楽天カード +1倍 楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし
楽天モバイル +1倍 通話SIM利用
(ポイント交換含む)

楽天カード、楽天銀行、楽天モバイルの3つです。どれも無料で作成ができて、維持費も0円で利用できます。

ここを攻略すると+4%で、ベースのポイントが6%になります。

リスクが少ないサービスでSPUを最終アップさせよう

最後に、費用が発生するサービスの中でもリスクが少ないものを吟味して、ポイントアップしていきます。

サービス 倍率 達成条件
楽天証券 +1倍 月1回500円以上のポイント投資
Rakuten Fashion +0.5倍 Rakuten Fashionアプリで、
Rakuten Fashion商品を月1回以上お買い物
楽天ブックス +0.5倍 月1回1注文1,000円以上
楽天kobo +0.5倍 月1回1注文1,000円以上
楽天ビューティ +1倍 月1回3,000円以上利用
(ポイント交換含む)

オススメは楽天証券で、500円分のポイント投資だけで+1倍になるので、もらったポイントで運用をするというのが良いでしょう。

そのほかは購入が条件になりますが、「Rakuten Fashion商品を月1回以上お買い物」というのは、価格の安いセール品を狙うと意外と達成しやすくなります。後述しますが、買い周りの条件のため、合計購入金額が70,000円に制限されるため、Rakuten Fashionアプリで買うアイテムは送料込み350円までが目安。これを超えるなら+0.5%は潔く捨てましょう。

楽天ブックス、楽天kobo、楽天ビューティについては、条件が厳しいので達成できたらくらいのイメージでしょう。

ここでSPUを1.5%追加して、7.5%になりました。

楽天カードを買ったら、0と5のつく日でポイントアップ

楽天カードを使っている場合は、0と5のつく日に購入すると+2%ポイントアップします。買う日だけで変わるのでお得ですが、セールなどのタイミングに合わなかったら場合は、「安く買える方を取る」と覚えておきましょう。

リスクの少ないポイントアップは19.5%還元

ここまでのをまとめると、

  1. 買い周り系: +9%
  2. SPU系:+7.5%
  3. 楽天カード特典 + 2%

で、合計19.5%がリスクが少なくポイントアップできる方法です。「楽天市場のポイント還元は最大で25%」でしたから、限りなくそれに近づけます。

なお、買い周り系のポイント還元には条件があり、合計で7,000ポイントまでとなっています。つまり、買い周りは最大で70,000円までということです。

楽天市場で買い物をする際は、

  1. 楽天銀行、楽天モバイル、楽天カードを作っておいて
  2. SPU条件をさらに詰めて
  3. 0と5のつく日に
  4. 10ショップで合計7万円以内で買い周り

というのがベストな方法です。

この方法で、70,000 x 0.195 = 13,650円がポイントバックされ、実質20%OFFくらいで買い物ができるイメージです。

楽天市場で買うときは「他の通販との比較」も忘れずに

最後に注意ポイントとしてあげたいのが、楽天市場のアイテムの価格は他の通販サイトよりも高めという点です。

仮に20%近く還元されたとしても、値段が他の通販サイトよりも20%くらい高かったのでは意味がありません。

高い商品を掴まないためにも、「日用品や食品など、確実に高くない」アイテムで買い周りのうち8個くらいを埋めておくのがコツです。